黒きネズミの絶望を捧げよ『DarkMaus』

黒きネズミの絶望を捧げよ『DarkMaus』

ユーザーフレンドリーに徹したヌルいゲームには飽き飽き?もっと生と死が隣り合わせの刺激的な冒険を楽しみたい?そんなゲーマー諸氏にご紹介したいのが、文字通りの死にゲーたる本作だ。

DarkMaus』は、トップダウンビューのアクションRPGだ。リリース日は2016年1月27日で、価格は980円となっている。ダークソウルシリーズのフォロワーとも言える作品で、わずかな油断が命取りとなるシビアさが特徴である。

常闇のネズミーランド

主人公となるのは、剣と盾で武装したネズミ。彼(または彼女?)が波打ち際で目覚めたところから物語は始まる。世界は常闇に包まれており、明かりが無ければ視界を確保することすらままならない。また、危険なクリーチャーも徘徊しており、予期せぬ場所から襲われることもある。それでも世界に残った何かを求めて、過酷な旅路へと出ることになる。

先にも書いたが、本作にはダークソウルの影響が随所に見られる。例えば、焚火の跡に火を灯すことで自身のHPは全快し、倒した敵は全て復活する。敵を倒して入手した残留物を焚火に捧げれば、能力値を強化することが可能だ。また、死亡した場合、再開は最後に火を灯した焚火からとなる。そうして自身を成長させながら、少しづつ探索を進めていく訳である。

死と隣り合わせの冒険

特筆すべきは、難易度の高さだろう。人型のクリーチャーは、たくみに盾を使ってこちらの攻撃を防ぐし、蜘蛛は近づくと逃げ、背中を見せると一気に襲い掛かってくる。ダークソウルでおなじみの待ち伏せもあり、突如物陰から現れる敵に焦らされる場面も少なくない。各所で凶悪なボスも待ち受けており、歯ごたえはバツグンのはずだ。

一方でネズミ側の取り得るアクションは、弱/強攻撃と、盾によるガード。ドッジによる緊急回避となっている。ゲームを進めることで、弓を入手したり、魔法の習得も可能だ。一方で、ジャンプ操作は存在しないため、離れた足場のお宝を取ろうとして操作を誤り、哀れ落下死……という事態は避けられそうだ。

オリジナル要素も豊富

本作にしかない特徴も多い。たとえばダークソウルのフォロワー作品は、伝統的にマップの表示機能を廃しているものが多いが、本作ではきちんと実装されている。メトロイドヴァニア系にも似た「マップを埋めていく楽しさ」も味わえる訳だ。

また、アビリティと呼ばれる特殊能力もあり、盾で敵をぶん殴るシールドバッシュ、ダッシュ攻撃を可能とするランニング・スウィープ・アタックなど、習得していけば攻撃のバリエーションが広がる。NPCからクエストを受けることもでき、ダークソウルとは一味違った作品に仕上がっている。ちなみに、目的地はマーカーで示されるため、英語が分からなくても安心だ。歯ごたえのあるゲームを求めている方は、是非ともチェックしてみていただきたい。

 

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