たった100円でもガッツリ楽しめる地底探索サバイバル『Undholm』

たった100円でもガッツリ楽しめる地底探索サバイバル『Undholm』

Steamで販売されるゲームは玉石混交で、値段が品質と直結していないことも多々ある。ポジティブに言えば「安いからつまらないゲーム」とは限らないということだ。そして本作もまた、値段以上の価値があると思われる一本である。

Undholm』は、『Rimworld』や『Banished』にインスパイアされた、ドワーフコロニー運営シムだ。2019年1月7日に早期アクセスで販売開始し、価格は100円となっている。なお、リリースまでには少なくとも50%の値上げを予定しているようだ。

ドワーフの冒険

本作の主人公となるのは、冒険心に満ちあふれた若きドワーフたちだ。
彼らが求めるのは、富と栄光。地中に眠る宝の発掘を夢見て、新天地へと旅立った。基本的な流れは、他の同ジャンルのゲームと同じである。すなわち、資源を集め、自給自足で食料を得て、安全に眠れる場所を確保する。地底探索は本作のもっとも重要なパートだ。立ちはだかる敵を倒し、鉄やハートストーンといった鉱石を採掘しながら、地底の奥深くに眠る宝を見つけ出そう。

定住地を決めよう

まずは、ワールドマップからドワーフたちの入植地を決めることになる。
世界には既にいくつかの集落が存在しており、彼らから提示される依頼を遂行すれば金貨を得られる。あるいは、集落を襲撃して貴重な物資を奪うことも可能だ。金貨は商人との取引や、新たな住人を迎え入れる際に使用することになるため重要である。

住環境を整えよう

サバイバル要素は比較的カジュアル寄りである。
木は次々と生えてくるし、畑にまくための種は無限で、資源不足に陥ることは少ないはずだ。また、本作ではドワーフそれぞれに役割が設定されており、畑でつくる作物の種類を指定したら、あとは農夫が面倒をみてくれるし、穴を掘りたい場所を指定すれば鉱員が採掘に向かう。もちろん、役割はいつでも変更できる。あとは畑やキッチン、ベッドなど、生活に最低限必要な設備を建てれば、過酷……というほどでもないこの世界で生き延びることができるはずだ。また、この価格帯のゲームとしては珍しくチュートリアルも実装されており、本稿で触れたような序盤を生き延びるためのポイントが学べるようになっている。

探索を始めよう

住環境が整ったなら、地底旅行としゃれこもう。
地中には貴重な鉱石や、用途不明の奇妙なアイテムが眠り、凶悪な敵も潜んでいる。そして、深く掘り進めるほどに希少なアイテムや素材の入手確率は上がる。特に鉄やダイアモンドなど一部の鉱石は、武具や設備の作製に必要となるため積極的に集めていこう。不幸にも敵に遭遇したなら戦士の出番だ。彼らを敵の近くへと誘導して、脅威を打ち払おう。そうして、時に敵と戦いながら宝探しを続けていくのだ。

将来が楽しみな一本

開発の途上ということもあり、現時点では実装されている要素は少ない。
しかし、開発元は「生きた世界」を実現したいとしており、たとえば派閥の拡大や、他の植民地とのやり取り。干ばつや戦争、ドラゴンの襲撃といったランダムイベントの実装を検討しているようだ。また、クエストラインや、追加の装飾/設備なども実装を考えており、今後、さらに深みが増していくことだろう。

もちろん、現状でも十分に楽しめる内容であり、100円という価格も考慮すれば比較的完成度の高い一作ではなかろうか。
気になる方は、是非チェックしてみて欲しい。

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